理事長の澤嶋です。
東京・世田谷で18年間、パソコン教室を経営してきました。
今月も開業から1年、2年の短期間で、
閉店するオーナーさんがいます。
もちろん、オーナーさんにとっても「こんなはずでは」感じてらっしゃると思いますが、
サポートしていた立場でも、食欲がなくなるぐらい、がっくりきます。
事業計画は計画であって、実際は実績とは異なって推移していきます。
これは仕方がないことです。
経営が上手くいかない方の理由をお聞きすると
- 「場所が良くなかった」
- 「チラシを撒いたのに(全然人が集まらなかった」
- 「生徒はそこそこ集まったのが、事情があってすぐ辞めてしまった」
毎年のようにパソコン教室を廃業される方のお話を聞きますが
ほとんどのケースで、自分のせいではなく、環境や時代のせいにされる方ばかりです。
柱となる事業で、収益が不安定なのに、
ターゲットの選定がぶれたり、副業的なものや、他のコンテンツに目が行って色々手を広げてしまい、自分で自分の首をさらに絞めてしまいます。
気持ちは重々わかります。
当然、お金も時間も頭も、たくさん使われてきたことでしょう。
こんなに努力しているのに失敗した。
当然、自分以外に責任があるのではと感じると思います。
成功する人・失敗する人の違い。
それは…
「失敗を分析して次に活かせるか。」
これに尽きると思います。
パソコン教室は、客商売ですから
対応してみないことには知りえないことが多くあります。
いかに早く気づき、小さな失敗を繰り返して
対策を練って実行を繰り返すか。
これが日々の運営の中で大変大事になってくることで、
18年も現場にいながら、今さらながら気づくことも多くあります。
失敗する方の多くは、
なぜ?の部分が、自己中心的な考えばかりで、
原因は自分ではなく、他にあると思ってしまいます。
決して運任せ&無責任にはならず
毎日の現場の中から学び・実践を繰り返していくことが大事だと思います。
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